ホワイトスペース戦略　ビジネスモデルの＜空白＞をねらえ

本書は、昨年の大分県主催のイノベーション・ビジネスモデル講座を受講した際に、講師の先生より薦められて購入し読み出しました。

結果として1年近くかかって読み終えました。私自身ビジネスモデルという考えを理解するように努力しながら読み進めたためこのように時間がかかってしまってしました。

本書は、ビジネスモデルの空白（ホワイトスペース）を見つけていくために、必要なことについて解説をしていく内容です。

具体的には、アメリカやインド等の企業のイノベーションの事例が多く紹介されています。

本書については、ビジネスモデルやイノベーションの理解を深めるための入門書として優れているとかんじました。


中でも、「ビジネスモデルの４つの箱」は非常に役立つ考え方でした。

ビジネスモデルの４つの箱とは


１、顧客価値提案　２、利益方程式　３、主要経営資源　４、主要業務プロセスのことです。

この４つの箱のしてをもってイノベーションに取り組むとこが重要であると著者は述べています。


また、イノベーションを図る際に起こる企業・組織間の抵抗について、犬会社が猫を取り扱うこと事例に例えて、例示しているのは、非常に分かりやすく、イノベーションへの抵抗について理解が深まりました。

ビジネスモデル構築や既存事業のイノベーションを図ろうと考えている企業経営者や幹部社員の方には是非一度目を通していただき一冊です。


それでは・・・また（＾ｖ＾）♪



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